少しネタバレをしますと、この本は、最初の方はまったりした学園SFラブコメなのですが、
終盤で唐突にバトル展開に突入し、とあるサブヒロインが、首に肉切り包丁を刺されて抜かれて大量の血がスプリンクラーのように噴き出して崩れ落ち動かなくなる、というシーンがありまして。
ふつう、こういう場合、危機感を煽るために、この人物が本当に死んでしまったと、いかにして読者に思わせるのかが重要になってくるわけですが。
(そもそもラブコメだしほとんどの場合はなんやかんやSF的な理屈をつけて助かるという強固な常識が読者の中にあるので)
この本が秀逸だったのは、その手段。
まさかの帯。その発想はなかった。
[0回]